UNOフリップとは?通常UNOとの違い
UNOフリップは、2019年にマテル社から発売されたUNOの派生版カードゲームです。最大の特徴はすべてのカードが両面印刷になっている点で、表面の「ライトサイド」と裏面の「ダークサイド」を切り替えながらプレイします。
通常のUNOとの最大の違いは、ゲーム中に「フリップカード」が出されると、全プレイヤーの手札・山札・捨て札がすべて裏返り、まったく別のゲーム展開になることです。ダークサイドではペナルティが大幅に強化されるため、スリリングな駆け引きが楽しめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売年 | 2019年 |
| メーカー | マテル(Mattel) |
| 対象年齢 | 7歳以上 |
| プレイ人数 | 2〜10人 |
| カード枚数 | 112枚(両面印刷) |
| 価格帯 | 約1,100〜1,200円 |
UNOフリップの基本ルール
ゲームの準備
- 112枚のカードをよくシャッフルする
- 各プレイヤーに7枚ずつ配る(ライトサイドを手前に持つ)
- 残りのカードを山札として中央に置く
- 山札の一番上を1枚めくって捨て札の最初のカードにする
- ゲームはライトサイドからスタートする
ゲームの流れ
基本的な流れは通常のUNOと同じです。自分の番が来たら、捨て札の一番上のカードと同じ色または同じ数字・記号のカードを1枚出します。出せるカードがない場合は山札から1枚引きます。
手札が残り1枚になったら「UNO!」と宣言しましょう。言い忘れると、他のプレイヤーに指摘された場合ペナルティとして2枚引くことになります。
勝利条件と得点計算
最初に手札をすべて出し切ったプレイヤーがラウンドの勝者となります。勝者は、他のプレイヤーの手札に残ったカードの合計点を獲得します。累計500点に最初に到達したプレイヤーが総合優勝です。
得点計算の詳しい方法は「UNO公式ルール完全ガイド」でも解説しています。
フリップカードの仕組み
UNOフリップの核となるのがフリップカードです。このカードが出されると、以下のすべてが一斉に裏返ります。
- 全プレイヤーの手札を裏返す
- 山札を裏返す
- 捨て札を裏返す
ライトサイドでフリップカードを出せばダークサイドに切り替わり、ダークサイドでフリップカードを出せばライトサイドに戻ります。フリップが発動した瞬間、手札の構成が完全に変わるため、有利だった状況が一転することも珍しくありません。
ライトサイドのカード一覧と効果
ライトサイドは通常のUNOに近い、比較的マイルドなルールでプレイします。カードの色は赤・青・黄・緑の4色です。
| カード名 | 効果 | 枚数 |
|---|---|---|
| 数字カード(0〜9) | 同じ色または同じ数字で出せる | 各色19枚(0は1枚、1〜9は各2枚) |
| ドロー1 | 次のプレイヤーが1枚引いて順番スキップ | 各色2枚(計8枚) |
| リバース | 順番の回転方向を逆にする | 各色2枚(計8枚) |
| スキップ | 次のプレイヤーの順番を飛ばす | 各色2枚(計8枚) |
| フリップ | 全カードを裏返してダークサイドへ | 各色2枚(計8枚) |
| ワイルド | 好きな色を宣言して出せる | 4枚 |
| ワイルドドロー2 | 好きな色を宣言+次の人が2枚引く | 4枚 |
通常のUNOと比べると、「ドロー2」が「ドロー1」に軽減されているのが特徴です。その分、ダークサイドのペナルティが重くなっています。
ダークサイドのカード一覧と効果
ダークサイドはペナルティが大幅に強化された「ハードモード」です。カードの色はピンク・ティール・オレンジ・パープルの4色に変わります。
| カード名 | 効果 | 枚数 |
|---|---|---|
| 数字カード(0〜9) | 同じ色または同じ数字で出せる | 各色19枚(0は1枚、1〜9は各2枚) |
| ドロー5 | 次のプレイヤーが5枚引いて順番スキップ | 各色2枚(計8枚) |
| リバース | 順番の回転方向を逆にする | 各色2枚(計8枚) |
| スキップオール | 自分以外の全プレイヤーの順番を飛ばす | 各色2枚(計8枚) |
| フリップ | 全カードを裏返してライトサイドへ戻す | 各色2枚(計8枚) |
| ワイルド | 好きな色を宣言して出せる | 4枚 |
| ワイルドドローカラー | 色を宣言→次の人はその色が出るまで引き続ける | 4枚 |
特に注意すべきは「ワイルドドローカラー」です。指定された色のカードが出るまで山札を引き続けなければならないため、運が悪いと大量のカードを抱えることになります。また「スキップオール」は自分以外の全員をスキップするため、実質もう1ターン遊べる強力なカードです。
通常UNOとの違い比較表
| 比較項目 | 通常UNO | UNOフリップ |
|---|---|---|
| カード枚数 | 108枚 | 112枚(両面印刷) |
| カードの面 | 片面のみ | ライトサイド+ダークサイドの両面 |
| 色 | 赤・青・黄・緑 | ライト:赤・青・黄・緑 / ダーク:ピンク・ティール・オレンジ・パープル |
| ドロー系(軽) | ドロー2 | ドロー1(ライト)/ ドロー5(ダーク) |
| ドロー系(重) | ワイルドドロー4 | ワイルドドロー2(ライト)/ ワイルドドローカラー(ダーク) |
| スキップ | 次の1人をスキップ | ライト:次の1人 / ダーク:自分以外全員 |
| ゲームの展開 | 一定 | フリップで劇的に変化 |
各カードの基本的な意味は「UNOのカードの種類と意味」でも詳しく解説しています。
UNOフリップで勝つための5つの戦略
1. フリップカードのタイミングを見極める
フリップカードは「いつ出すか」が勝敗を左右します。自分のダークサイドの手札が有利なとき、または相手が上がりそうなときにフリップして状況をリセットするのが効果的です。
2. ダークサイドのアクションカードを温存する
ドロー5やスキップオールなどの強力カードは、終盤まで温存しましょう。相手の手札が少なくなったタイミングで使うことで、逆転の一手になります。
3. 両面を意識した手札管理
UNOフリップでは、今見えている面だけでなく裏面のカードも把握しておくことが重要です。ライトサイドで不要なカードでも、ダークサイドでは有利になることがあります。
4. スキップオールで連続ターンを狙う
ダークサイドの「スキップオール」は自分以外全員をスキップする最強クラスのカードです。手札が少ない終盤で使えば、一気に上がりを狙えます。
5. ワイルドドローカラーは切り札として使う
ワイルドドローカラーは相手に大量のカードを引かせる可能性がある最凶カードです。勝負所まで温存し、ここぞというタイミングで使いましょう。
まとめ
UNOフリップは、両面カードとフリップの仕組みにより、通常のUNOにはないスリルと戦略性を楽しめるカードゲームです。ライトサイドのマイルドな展開からダークサイドの過激なペナルティへの切り替えが、ゲームを最後まで予測不能にしてくれます。
通常のUNOに慣れた方なら、すぐにルールを理解できるはずです。家族や友人との集まりで、いつもとひと味違うUNOを楽しんでみてください。
UNOの基本ルールを確認したい方は「UNO公式ルール完全ガイド」、他のUNOシリーズが気になる方は「UNO H2Oのルールとカード枚数」もあわせてご覧ください。

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